竟成法律事務所のブログ

大阪市北区西天満2-6-8 堂島ビルヂング409号室にある金融法や民事事件を重点的に取り扱う法律事務所です(TEL 06-6926-4470、大阪弁護士会所属)

実務家向け

【刑事】弁護人の権限はいつ消滅するのか(権限終期)

■今回のテーマ 刑事事件で,国選 or 私選弁護人が付されている場合,その弁護人の権限はいつ消滅するのでしょうか? 時々,このような質問を受けることがあります(被告人の方から質問を受けることもありますし,被害者の方から質問を受けることもあります。…

LINE(株)に対する関東財務局検査と資金決済法に関する簡単な解説

■今回のテーマ 平成28年4月6日,以下のような報道が為されました。 LINE:関東財務局が立ち入り検査 - 毎日新聞http://mainichi.jp/articles/20160406/k00/00m/040/159000c 「無料通信アプリ大手『LINE(ライン)』(東京都渋谷区)が運営するスマー…

認知症事件(JR東海事件)最高裁判決に関する簡単な解説とコメント

■今回のテーマ 平成28年3月1日,最高裁は,認知症に罹患した高齢者が起こした鉄道事故事件に関する損害賠償請求について,JR東海の請求を棄却する内容の判決を出しました。 裁判所 | 裁判例情報:検索結果詳細画面http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/deta…

簡易裁判所判事の釈明権の行使態様が違法であるとされた事例

■今回のテーマ 兵庫県弁護士会所属の弁護士・蔭山文夫先生のブログで,以下のような記事が紹介されていました。 blog.livedoor.jp 詳細については,上記ブログをご覧いただきたいのですが,要するに,簡易裁判所判事の釈明権の使い方がおかしい,ということ…

【メモ】勾引とは何か,どのような手続か

■今回のテーマ このような報道に接しました。 “号泣元県議”野々村被告、強制出廷へ…あす初公判、神戸地検係官が自宅へ 勾引状執行へ手続き着手 - 産経WESThttp://www.sankei.com/west/news/160125/wst1601250034-n1.html News Up “号泣”元県議 出廷に向けた…

公正証書による遺言が無効とされた諸事例(裁判例)のご紹介

■今回のテーマ 2016年1月24日,次のような判決があったという報道に接しました。 家政婦は見た! 「全遺産はあなたに」の遺言有効 3000万相当持ち去った実娘2人敗訴(1/4ページ) - 産経ニュースhttp://www.sankei.com/affairs/news/160124/afr16012400…

【メモ】司法修習生時代の手帳から

■今回のテーマ 片付けものをしていたら,司法修習生時代の自分のメモ帳が出てきました。 私は,修習中は常時,小さくてとても薄いメモ帳を携帯していて,教えていただいたことや分からなかったことを書き留めていました。 今,再読してみて改めて勉強になっ…

適格機関投資家等特例業務に関するよくある質問と誤解

■今回のテーマ 弊所は,金融法と民事事件を重点的に取り扱っています。 金融法――と言っても色々な法律がありますが――の中でも分かりにくいのが金融商品取引法です。 裁判官や研究者の先生方も「金商法の読みにくさは何とかして欲しい」とよくおっしゃってい…

「為替取引」とは何か?

■今回のテーマ 「為替取引」(銀行法2条2項2号)の意義です。 実務家向けの備忘録的な記事です。 クラウドファンディングやソーシャルレンディングでも直面する法的問題です。

訴訟を提起すること自体が違法(不当提訴)になる場合って,どんなときですか?

■今回のテーマ いわゆる「不当提訴」や「スラップ訴訟」と呼ばれる訴訟提起が行われたとして,訴訟を提起した原告*1に慰謝料の支払いが命じられた,というニュースに接しました。 長野・太陽光発電所:批判封じの提訴、正当性欠く - 毎日新聞http://mainichi…

親の不倫相手に対して子供が損害賠償を請求することはできますか?

■今回のテーマ よくあるご相談の1つとして,「自分の夫 or 妻が不倫をしているようなんですが,不倫相手に対して慰謝料を請求することができますか?」というものがあります。 このご相談に対する実務上の回答としては,「慰謝料請求できます」というものに…

「贈与」と「寄付」は何が違うのか?

■今回のテーマ 「『東日本大震災』の復興支援のために集めた寄付金を,他の災害の復興支援のために使用して良いのか?」 という問題を考えるに当たり,そもそも,「『寄付』とは何か? その法的性格は何か?」という点がはっきりしませんでしたので,その点…

婚約の成否に関する近時の裁判例のご紹介

■今回のテーマ 今回は,「婚約の成否が問題(争点)になった幾つかの事例で,実際に裁判所がどのような判断をしたのか」を簡単にまとめてみました。 ただし,婚約の成否(婚約はどのような場合に成立したと言えるのか)については明確な法律上の基準がある訳…

給料や報酬を差し押さえるときの注意点

■今回のテーマ 「裁判で勝訴判決を得たのに,相手がお金を支払わない。」,「養育費を毎月支払うという調停が成立したのに相手がお金を支払わない。」……。 そんな場合には,相手のお給料や報酬を差し押さえるという方法があります。 ただ,相手が会社役員や…