刑事弁護
今回のテーマ 今回は、黙秘権に関する基礎知識の整理をします。 特に目新しい内容はありませんが、お役に立てば幸いです。
■今回のテーマ 今回のテーマは,刑事事件に関する報道などで時折登場する「無罪推定(無罪の推定)」とは何なのか? それはどういう場面で適用される原則なのか?です。 そのため,本稿は,特段目新しい内容をお伝えするものではありません。ただ、議論の整…
■今回のテーマ 法律上,逮捕はどんな場合にすることが許されるのか。 今回は,この点について,簡単にご説明いたします。 但し,今回は,通常逮捕のみを取り扱います。現行犯逮捕と緊急逮捕は取り上げません。
■今回のテーマ Twitter上で,深澤先生による以下のようなご指摘がありました。 裁判員裁判で、一番やばいと思った判決は、「無罪っぽいんで刑を軽くする」「障害者は受け入れ先がないから公益のために刑務所に長く閉じ込めよう」の2つですね。もちろん、従…
■今回のテーマ 昨日,以下のようなニュースに接しました。 美濃加茂市長、辞職へ 受託収賄罪で有罪確定の見通し:朝日新聞デジタルhttp://www.asahi.com/articles/ASKDF454RKDFUTIL01S.html?iref=pc_rellink 「岐阜県美濃加茂市の浄水施設設置をめぐり、現金…
■今回のテーマ 昨年12月,以下のような報道が為されました。 信号無視の男性、公訴棄却=「警察対応、不誠実」-大阪高裁:時事ドットコムhttp://www.jiji.com/jc/article?k=2016120600802&g=soc「赤信号を無視したとして道交法違反罪に問われた大阪府枚方市…
■今回のテーマ ある事件が不起訴となったときに,色々と議論や批判が為されることがあります。 そうした議論や批判をする際の前提となる基礎知識について,簡単にご説明いたします。 【関連する拙稿】 「処分保留」・「不起訴」って何ですか? 将来,起訴さ…
■今回のテーマ 刑事事件で,国選 or 私選弁護人が付されている場合,その弁護人の権限はいつ消滅するのでしょうか? 時々,このような質問を受けることがあります(被告人の方から質問を受けることもありますし,被害者の方から質問を受けることもあります。…
■今回のテーマ このような報道に接しました。 “号泣元県議”野々村被告、強制出廷へ…あす初公判、神戸地検係官が自宅へ 勾引状執行へ手続き着手 - 産経WESThttp://www.sankei.com/west/news/160125/wst1601250034-n1.html News Up “号泣”元県議 出廷に向けた…
■今回のテーマ 刑事弁護をしていると,自分の事件に執行猶予が付されるかどうか,被疑者や被告人の方から時々尋ねられることがあります。 実は,執行猶予は,どんな場合でも付することができるわけでありません。一定の条件(要件)が法律で定められています…
■今回のテーマ 「クレーマーっぽいお客様(or クレーマー)との会話を,お客様に断りをいれることなく録音しても,大丈夫ですか? プライバシー権侵害とかで訴えられることはありませんか?」というご質問をたまに受けることがあります。 というわけで,今回…
■今回のテーマ あなたが刑事事件で逮捕・勾留*1された場合,検察官は,勾留満期までに,あなたを起訴するか(公訴提起),不起訴にして釈放するか(不起訴処分),処分保留として釈放しなければなりません(刑事訴訟法208条1項)。 刑事訴訟法第208条1 前条…
■今回のテーマ 「警察や検察が,自宅に捜索差押えに来た場合,弁護士に立ち会ってもらうことは可能ですか?」 というわけで,今回のテーマは「被疑者段階(起訴前の段階)での自宅の捜索差押えに対する弁護士の立会い」です。 実は,このテーマ,弁護士や現…
■今回のテーマ もし,あなたが,まったく身に覚えのない理由で逮捕されたら――。 とりあえず,これからご説明する3つの作業を行ってください。この3つの作業をしていただくだけで,弁護士は,格段にあなたを弁護しやすくなります。 逮捕されると,混乱したり…