竟成法律事務所(旧 法律事務所ミライト・パートナーズ)のブログ

大阪市北区西天満2-6-8 堂島ビルヂング409号室にある金融法や民事事件を重点的に取り扱う法律事務所です(TEL 06-6926-4470)

『FinTech革命』感想&コメント(追記あり)

■今回のテーマ 弊所の代表弁護士山田が、年末年始に拝読した書籍の1つに日経BPムックの『FinTech革命 テクノロジーが溶かす金融の常識』があります。 FinTech革命(日経BPムック) 作者: 日経コンピュータ 出版社/メーカー: 日経BP社 発売日: 2015/12/14 メデ…

年末年始のご連絡

時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 平素は格別のお引き立てにあずかり,厚く御礼申し上げます。 さて,標題の件ですが,弊所の年内の営業日は,本日(12月28日)までとなっております。 12月29日~1月3日まではお休みを頂戴しております。 尚…

適格機関投資家等特例業務に関するよくある質問と誤解

■今回のテーマ 弊所は,金融法と民事事件を重点的に取り扱っています。 金融法――と言っても色々な法律がありますが――の中でも分かりにくいのが金融商品取引法です。 裁判官や研究者の先生方も「金商法の読みにくさは何とかして欲しい」とよくおっしゃってい…

「為替取引」とは何か?

■今回のテーマ 「為替取引」(銀行法2条2項2号)の意義です。 実務家向けの備忘録的な記事です。 クラウドファンディングやソーシャルレンディングでも直面する法的問題です。

嫡出子って何ですか?

■今回のテーマ 先日,以下のニュースが報道されました。 元光GENJIの大沢樹生・喜多嶋舞元夫妻の長男「父親と親子関係なし」 大沢さんの主張認める判決 - 産経ニュースhttp://www.sankei.com/entertainments/news/151119/ent1511190005-n1.html と言う…

結局,オンラインカジノは適法なんですか? ――違法です!

■今回のテーマ 先日,「日本でオンラインカジノをしたら犯罪なんですか?」という質問を受けました。 と言うわけで,今回のテーマは「日本国内でオンラインカジノをした場合の賭博罪の成否」です。 このテーマについては,ネットで,色々な情報が流れている…

訴訟を提起すること自体が違法(不当提訴)になる場合って,どんなときですか?

■今回のテーマ いわゆる「不当提訴」や「スラップ訴訟」と呼ばれる訴訟提起が行われたとして,訴訟を提起した原告*1に慰謝料の支払いが命じられた,というニュースに接しました。 長野・太陽光発電所:批判封じの提訴、正当性欠く - 毎日新聞http://mainichi…

親の不倫相手に対して子供が損害賠償を請求をすることはできますか?

■今回のテーマ よくあるご相談の1つとして,「自分の夫 or 妻が不倫をしているようなんですが,不倫相手に対して慰謝料を請求することができますか?」というものがあります。 このご相談に対する実務上の回答としては,「慰謝料請求できます」というものに…

「疑わしい取引」を理由とする預金口座の凍結等について

■今回のテーマ 楽天銀行さんの対応とそれに関連する山本さん(隊長)の記事が話題になっています。 楽天銀行の対応が雑過ぎる | YONEZO-NEThttp://yonezo.biz/?p=4405 ネット銀行経由での詐欺が多発している件で: やまもといちろうBLOG(ブログ) http://lin…

「贈与」と「寄付」は何が違うのか?

■今回のテーマ 「『東日本大震災』の復興支援のために集めた寄付金を,他の災害の復興支援のために使用して良いのか?」 という問題を考えるに当たり,そもそも,「『寄付』とは何か? その法的性格は何か?」という点がはっきりしませんでしたので,その点…

下請法で禁止されている「買いたたき」ってどうやって判断するんですか?

■今回のテーマ 下請法4条1項5号は,発注者(親事業者)が下請けに対して,いわゆる「買いたたき」をすることを禁止しています。 下請法4条1項(親事業者の遵守事項)親事業者は、下請事業者に対し製造委託等をした場合は、次の各号(役務提供委託をした場合…

「先生,今回の事件,執行猶予になりますか?」

■今回のテーマ 刑事弁護をしていると,自分の事件に執行猶予が付されるかどうか,被疑者や被告人の方から時々尋ねられることがあります。 実は,執行猶予は,どんな場合でも付することができるわけでありません。一定の条件(要件)が法律で定められています…

クラウドファンディングに関する法律知識(基礎編)

■今回のテーマ 今回は,以前,別のサイトでも書いたことがあるのですが,クラウドファンディングに関する法規制について簡単に説明したいと思います。

金融庁が情報提供を待っている金融機関

■金融庁は普段から金融機関の情報を集めています 以前,別の拙稿にも書きましたが,金融庁や財務局は,金融機関の業務の健全かつ適切な運営の確保のために,金融機関に関する情報を集めています。 銀行とトラブルになったとき,金融庁に連絡すれば解決してく…

クレーマーっぽいお客様との会話を無断で録音しても大丈夫ですか?

■今回のテーマ 「クレーマーっぽいお客様(or クレーマー)との会話を,お客様に断りをいれることなく録音しても,大丈夫ですか? プライバシー権侵害とかで訴えられることはありませんか?」というご質問をたまに受けることがあります。 というわけで,今回…

婚約の成否に関する近時の裁判例のご紹介

■今回のテーマ 今回は,「婚約の成否が問題(争点)になった幾つかの事例で,実際に裁判所がどのような判断をしたのか」を簡単にまとめてみました。 ただし,婚約の成否(婚約はどのような場合に成立したと言えるのか)については明確な法律上の基準がある訳…

葬儀費用を負担するのは喪主 or 遺族全員?

■今回のテーマ 遺産分割のご相談のときに,時々受ける質問の1つに「葬儀費用は,遺族全員がそれぞれ分担すれば良いのですか,それとも,喪主が全額負担するのですか?」というものがあります。 というわけで,今回のテーマは「葬儀費用の負担者」です。

セックスレスを理由として離婚することはできますか?

■今回のテーマ 「セックスレスは,離婚原因(離婚する理由)になるのでしょうか? それ以外の点では何の問題もないのですが……?」 今回のテーマは,「セックスレスを原因とする離婚請求(民法770条1項5号)が認められるか?」です。

婚約破棄の事例紹介

■今回のテーマ 以前,別の拙稿でも取り上げましたが,ときどき問合せのある婚約破棄(婚約解消)に関する実際の裁判例をご紹介したいと思います。 弁護士が説明する婚約破棄の注意点 http://milight-partners-law.hatenablog.com/entry/2015/07/24/024059 婚…

父親 or 母親が違う兄弟姉妹がいる場合の法定相続分について

■今回のテーマ 「最近,母Aが亡くなりました。父Bと私Cのほかに,父Bと前妻・花子の間で生まれた兄・太郎(異母兄)がいます。私の母Aと,兄・太郎は血が繋がっていませんが,兄・太郎も母Aの遺産を相続するのでしょうか……?」 前妻花子―――父B―――母A…

弁護士は相手方の許可がなければ書面でしかやりとりができない?

■今回のテーマ ネット上の「一部」で話題になっていた,ある専門家のサイトに以下のような「主旨」の記載がありましたので,ごく簡単にご説明いたします(当該サイトを批判することが目的ではありませんので,そのままの引用はしておりません。)。 「個人情…

成年後見の申立てを取り下げることはできますか?

■今回のテーマ 「夫の認知症が進んできたので,銀行に勧められるまま,成年後見の申立てをお願いしたのですが,こんな制度とは知りませんでした。 申立てを撤回(取消し)したいのですが,可能ですか……?」 というわけで,今回のテーマは「成年後見開始の申…

「処分保留」・「不起訴」って何ですか? 将来,起訴されることはあるんですか?

■今回のテーマ あなたが刑事事件で逮捕・勾留*1された場合,検察官は,勾留満期までに,あなたを起訴するか(公訴提起),不起訴にして釈放するか(不起訴処分),処分保留として釈放しなければなりません(刑事訴訟法208条1項)。 刑事訴訟法第208条1 前条…

自転車事故の保険には入りましょう。

■今回のテーマ 今回のテーマは,意外と身近で発生する自転車の事故に関する保険です。 自転車事故の保険,入っておられますか?

家宅捜索に弁護士に立ち会ってもらうことは可能ですか?

■今回のテーマ 「警察や検察が,自宅に捜索差押えに来た場合,弁護士に立ち会ってもらうことは可能ですか?」 というわけで,今回のテーマは「被疑者段階(起訴前の段階)での自宅の捜索差押えに対する弁護士の立会い」です。 実は,このテーマ,弁護士や現…

銀行とトラブルになったとき,金融庁に連絡すれば解決してくれますか?

■今回のテーマ 弁護士として仕事をしていると,銀行をはじめとする金融機関(信用金庫,信用組合など)との間でトラブルになったという話を聞くことがあります。 また,弊所の代表弁護士は,金融証券検査官(専門官)として2年間奉職しておりましたので,金…

冤罪対策3か条 ――やってもいない罪で逮捕されたら

■今回のテーマ もし,あなたが,まったく身に覚えのない理由で逮捕されたら――。 とりあえず,これからご説明する3つの作業を行ってください。この3つの作業をしていただくだけで,弁護士は,格段にあなたを弁護しやすくなります。 逮捕されると,混乱したり…

弁護士が説明する婚約破棄の注意点

■今回のテーマ 「婚約して,もう結納までしたのですが,色々あって,婚約破棄(婚約解消)を考えています。婚約を破棄すると,法律上,どんな問題がありますか?」。 というわけで,今回のテーマは「婚約,結納の法的性質」です。

他人の個人情報を弁護士に提供したら個人情報保護法違反?

■今回のテーマ 「会社にしつこく電話してくるクレーマーの対策を顧問弁護士に依頼したのですが,そのクレーマーの個人情報を顧問弁護士に提供してもいいのでしょうか?」,「退職した元従業員から会社が訴えられているのですが,訴訟対応をお願いした弁護士…

社員が企業秘密を不正に取得・利用した場合に会社がとれる対抗措置

■今回のテーマ 「社員が企業秘密を会社から持ち出して,どこかに売ろうとしているようです。」,「退職した社員が,うちで知った営業秘密を利用してビジネスをしているようです。」……。 こうした場合,会社は,その社員に対して,どのような法的措置をとるこ…