実務家向け
■今回のテーマ 今回は,タイトルにあるような離婚に関する東京高裁の裁判例(東京高判平成28年5月25日判タ1432号97頁)を紹介したいと思います。
■今回のテーマ 今回のテーマは,法律や判決の解説ではなく,判決の紹介です。 判決書の中に「当裁判所の付言」という極めて異例の項目がある判決です。 弊所の代表弁護士は,この判決に強い感銘を受け,今でも時々読み返しています。 この判決を担当された裁…
■今回のテーマ 昨年12月,以下のような報道が為されました。 信号無視の男性、公訴棄却=「警察対応、不誠実」-大阪高裁:時事ドットコムhttp://www.jiji.com/jc/article?k=2016120600802&g=soc「赤信号を無視したとして道交法違反罪に問われた大阪府枚方市…
■今回のテーマ 次のようなニュースに接しました。 相続トラブル、不公平感を解消 「預貯金は遺産分割対象外」判例変更の公算 最高裁大法廷で弁論 - 産経ニュースhttp://www.sankei.com/affairs/news/161019/afr1610190030-n1.html「最高裁は昭和29年や平成…
今回は,皆様のご質問にご回答するというよりは,弊所の備忘録的な記事となります。
■今回のテーマ 「養子」という制度があることは皆さん,よくご存知だと思います。 では,「特別養子」という制度についてはご存知でしょうか? 「特別養子」についてはあまり知られていないのではないでしょうか。 不妊治療を超える、もう一つの選択肢――「産…
今回は,皆様のご質問にご回答するというよりは,弊所の備忘録的な記事となります。
■今回のテーマ 今回は,時々,質問を受けることがある「金融商品取引法上の『広告』と『勧誘』の区別」について,取り上げたいと思います。 と申しましても,基本的な事項を簡単に列挙するだけですが……。
■今回のテーマ 刑事事件で,国選 or 私選弁護人が付されている場合,その弁護人の権限はいつ消滅するのでしょうか? 時々,このような質問を受けることがあります(被告人の方から質問を受けることもありますし,被害者の方から質問を受けることもあります。…
■今回のテーマ 平成28年4月6日,以下のような報道が為されました。 LINE:関東財務局が立ち入り検査 - 毎日新聞http://mainichi.jp/articles/20160406/k00/00m/040/159000c 「無料通信アプリ大手『LINE(ライン)』(東京都渋谷区)が運営するスマー…
■今回のテーマ 平成28年3月1日,最高裁は,認知症に罹患した高齢者が起こした鉄道事故事件に関する損害賠償請求について,JR東海の請求を棄却する内容の判決を出しました。 裁判所 | 裁判例情報:検索結果詳細画面http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/deta…
■今回のテーマ 兵庫県弁護士会所属の弁護士・蔭山文夫先生のブログで,以下のような記事が紹介されていました。 blog.livedoor.jp 詳細については,上記ブログをご覧いただきたいのですが,要するに,簡易裁判所判事の釈明権の使い方がおかしい,ということ…
■今回のテーマ このような報道に接しました。 “号泣元県議”野々村被告、強制出廷へ…あす初公判、神戸地検係官が自宅へ 勾引状執行へ手続き着手 - 産経WESThttp://www.sankei.com/west/news/160125/wst1601250034-n1.html News Up “号泣”元県議 出廷に向けた…
■今回のテーマ 2016年1月24日,次のような判決があったという報道に接しました。 家政婦は見た! 「全遺産はあなたに」の遺言有効 3000万相当持ち去った実娘2人敗訴(1/4ページ) - 産経ニュースhttp://www.sankei.com/affairs/news/160124/afr16012400…
■今回のテーマ 片付けものをしていたら,司法修習生時代の自分のメモ帳が出てきました。 私は,修習中は常時,小さくてとても薄いメモ帳を携帯していて,教えていただいたことや分からなかったことを書き留めていました。 今,再読してみて改めて勉強になっ…
■今回のテーマ 弊所は,金融法と民事事件を重点的に取り扱っています。 金融法――と言っても色々な法律がありますが――の中でも分かりにくいのが金融商品取引法です。 裁判官や研究者の先生方も「金商法の読みにくさは何とかして欲しい」とよくおっしゃってい…
■今回のテーマ 「為替取引」(銀行法2条2項2号)の意義です。 実務家向けの備忘録的な記事です。 クラウドファンディングやソーシャルレンディングでも直面する法的問題です。
■今回のテーマ いわゆる「不当提訴」や「スラップ訴訟」と呼ばれる訴訟提起が行われたとして,訴訟を提起した原告*1に慰謝料の支払いが命じられた,というニュースに接しました。 長野・太陽光発電所:批判封じの提訴、正当性欠く - 毎日新聞http://mainichi…
■今回のテーマ よくあるご相談の1つとして,「自分の夫 or 妻が不倫をしているようなんですが,不倫相手に対して慰謝料を請求することができますか?」というものがあります。 このご相談に対する実務上の回答としては,「慰謝料請求できます」というものに…
■今回のテーマ 「『東日本大震災』の復興支援のために集めた寄付金を,他の災害の復興支援のために使用して良いのか?」 という問題を考えるに当たり,そもそも,「『寄付』とは何か? その法的性格は何か?」という点がはっきりしませんでしたので,その点…
■今回のテーマ 今回は,「婚約の成否が問題(争点)になった幾つかの事例で,実際に裁判所がどのような判断をしたのか」を簡単にまとめてみました。 ただし,婚約の成否(婚約はどのような場合に成立したと言えるのか)については明確な法律上の基準がある訳…
■今回のテーマ 「裁判で勝訴判決を得たのに,相手がお金を支払わない。」,「養育費を毎月支払うという調停が成立したのに相手がお金を支払わない。」……。 そんな場合には,相手のお給料や報酬を差し押さえるという方法があります。 ただ,相手が会社役員や…